Home › がんと闘う › 【がん治療最前線】治療を中心に、患者目線で最新情報を配信 › 東芝が重粒子線がん治療装置を韓国に輸出 2018-04-03 東芝が重粒子線がん治療装置を韓国に輸出 患部にピンポイントで照射出来る重粒子線がん治療装置を、東芝が韓国に輸出することになりました。 経営再建中の東芝が売却せずに残した事業 東芝が重粒子線を使うがん治療装置を、韓国に輸出することになりました。同社は経営再建中であり、医療機器関連の子会社は売却しましたが、重粒子線がん治療装置については原子力関連の事業であり、今後の成長が見込める分野ということで、社内に残していました。重粒子線は任意の場所で線量を最大に出来るため、患部の周囲や放射線が通過する部分への影響が少ないという利点があります。肺がんや肝臓がん、膵臓がんなど従来のX線では難しかった部位への放射線治療が可能になります。これが初の海外案件となる東芝では、海外でのさらなる展開を視野に入れていますが、国内でも保険適応の範囲が広がることになっています。 00 関連記事 2020年、飲酒が原因で74万人が新たにがんに Watch & Wait 膀胱を全摘した小倉智昭さんが、仕事に復帰 成人T細胞白血病闘病中の北別府学さんが死去 標準治療、代替医療、それぞれのいい分 がん細胞と正常細胞の違いは? 全身の97%のがんを消したワクチンが臨床試験に