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2021-05-21

腫瘍溶解性ウイルスが国内初承認


抗がん剤の難点は、正常細胞まで攻撃し、副作用を招くことです。この問題を解決するため、様々な仕組みの新薬が開発されています。

遺伝子改変でがん細胞にのみ感染するウイルス

厚生労働省は5月24日に腫瘍溶解性ウイルス「デリタクト」の審議を行います。腫瘍溶解性ウイルスは、遺伝子を改変し、がん細胞にのみ感染し、内側から破壊するという新しい作用機序のがん治療薬です。承認されれば国内初の実用化となります。悪性神経膠腫の治療薬として先駆け審査指定と希少疾病用再生医療等製品の指定を受け、優先的な審査が行われていました。

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