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2023-12-25

ホルモン受容体陽性の早期乳がんは、放射線療法を省略出来る

どんな治療でも副作用や負担があります。

放射線を省略しても、5年後の再発リスクは低い

乳がんには様々なタイプがあり、女性ホルモンの影響で進行する場合、ホルモン受容体陽性に分類され、早期であれば乳房温存手術を行った後に、再発に備えて、放射線とホルモンによる治療を行うことが一般的です。そして、近年の研究では65歳以上の女性は、放射線を省略しても、予後変わりがないことがわかっています。そして、今回、米国のエモリー大学ウィンシップがん研究所の研究で閉経後であれば50〜60代と若い世代であっても、5年後の再発リスクは非常に低いことが明らかになりました。治療には全て副作用や負担があります。少しでも余計な治療を省略するひとつの指針になりそうです。

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