toggle
2023-03-15

バレーボールの藤井直伸選手が胃がんで死去


がんが脳に転移すると、目の不調が起こることがあります。

がんは血液やリンパによって広がる

バレーボール男子Vリーグの東レアローズに所属し、一昨年の東京五輪では日本代表に選ばれた藤井直伸選手が亡くなりました。一昨年の末から目の不調を感じていた藤井選手は、検査を受けたところ、胃がんステージ4と診断されました。一流のアスリートらしく強い気持ちで治療を続けてきた藤井選手でしたが、3月10日に亡くなっています。当初、訴えていた目の不調は、胃がんが脳に転移して起こった症状でした。がん細胞は原発巣から血液やリンパによって全身に運ばれ、そこで新たな転移巣を作ります。脳に転移し易いのは、肺がん、胃や食道など消化器のがんといわれています。藤井選手はまだ31歳、チームでは主将を務めるまとめ役であり、将来が嘱望されていました。早過ぎる死去に心から哀悼の意を表したいと思います。

Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0
関連記事