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2023-08-01

予防可能ながんが、日本経済に与える負担は1兆円超


予防出来るがんに対処することは、健康や寿命に寄与すると同時に、社会に対する経済的負担を軽減します。

全てのがんの社会への経済的負担は2兆8597億円

がんは、様々な原因で遺伝子の変異が積み重なり、異常な細胞が発生し、それが大きな腫瘍になった結果です。そして、その中には特定のウイルスや細菌に感染したことがきっかけであったり、過度の飲酒や喫煙などの生活習慣の継続であったり、原因が明確で、予防の余地があるがんがたくさんあります。国立がん研究センターなどが試算したところでは、国民の死亡原因の1位になって久しく、2人に1人が生涯で必ず罹患するがんは、日本経済に対して2兆8597億円の負担を与えているそうです。このうち、予防可能ながんの占める割合は1兆240億円。最も大きいのはピロリ菌やヒトパピローマウイルスなどの感染で4788億円。続いて能動喫煙の4340億円、飲酒の1721億円となっています。がん種で見ると、胃がんが最も多く、ピロリ菌による胃がんだけで2110億円となっています。予防可能ながんに対処することは、それだけ健康に長く生きられることに繋がると同時に、財政の悪化を軽減することになります。

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