Home › がんと闘う › 【がん医療考現学】がんと周辺の話題を辛口に › がんから仕事復帰した竹原慎二さんが、闘病記を出版 2017-07-07 がんから仕事復帰した竹原慎二さんが、闘病記を出版 膀胱がんで余命宣告までされながら、仕事に復帰するまでの回復を遂げた竹原慎二さんが、闘病記を出版しました。 落ち込んだ気持ちを切り替えていった 元ボクシング世界王者の竹原慎二さんは3年前、膀胱がんと診断されました。既にステージ4まで進行しており余命宣告もされましたが、懸命の治療を続け、現在では仕事復帰するまでに回復しています。この間の闘病の模様を綴った著書『見落とされた癌』が、先日出版されました。世界王者にまで上り詰めたフィジカルとメンタルの持ち主であっても、ステージ4の宣告には落ち込んでしまった赤裸々な心情、そしてそこから気持ちを切り替えていった経緯などは、同じようにがんと闘っている方には、大変参考になると同時に、大きな勇気も与えてくれるのではないでしょうか。 竹原慎二・著/双葉社・発行 関連記事:ステージ4の膀胱がんから復帰した竹原慎二さん 00 関連記事 がんの手術に導入が進む手術ロボット 国立がん研究センターがCAR-NKを培養会社と共同研究 局所療法に留まらない光免疫療法 ゲノム編集によってがん細胞の増殖抑制に成功 がんと診断されると、身体機能は低下していく がんは細胞単位の病気、そして全身の病気 東京大学と理化学研究所が新たながんワクチンの治験を開始