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2023-06-16

線虫によるがん検査、九州で導入医療機関を拡大へ


簡易ながん検査は、精度にぶれはあっても、リスクを身近に知るという点で意味はあります。

少量の尿でがんリスクを検知

線虫は非常に敏感な嗅覚を持っており、それを利用して、少量の尿からがんのリスクを検知するのがN-NOSEです。ステージ0〜1といった早期での発見にも役立つということで、既に40万人以上が利用しています。今回、九州全域で医薬品の販売を行う富田薬品が、このN-NOSEの代理販売を行い、九州での挿入医療機関を拡大していくことになりました。こうした簡易な検査は精度にある低度のぶれはあり、リスクを検知した際に、本格的な検査を受けるという補助的な手段にはなりますが、我が国ではなかなかがん検診の受診率が上がらないことが、早期発見がしづらい背景となっており、こうした簡易な検査でがんのリスクを身近に感じることには意味があるのではないでしょうか。

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