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2022-12-29

光免疫療法を受けられる病院が、2年で100以上に


手術を躊躇することが多い頭頸部がんに対して、光免疫療法は新たな選択肢になりました。

約2年で受診可能な病院が5倍に

日本人医師が開発し、異例の早さで保険適応になったことでも話題になった光免疫療法ですが、受診可能な医療機関が、2020年11月の保険適応から約2年、来年の3月には103になる見込みです。光免疫療法は、光(近赤外線)に反応して発熱する色素を、抗体を利用して、がん細胞に選択的に送り込んだところに、光を当て、がん細胞を内側から破壊します。現在は頭頚部がんに保険適応となっていますが、頭頸部には重要な器官が集まり、また手術が容貌に影響することから、手術を躊躇する場合が少なくありませんが、その新たな選択肢となっています。保険適応となった当初は、受診可能な病院は20でしたが、急速に拠点を増やしています。

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