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2022-07-25

がんサバイバーは、心臓や血管の病気を発症し易い


がんサバイバーは、がんの既往症がない方に比べて心臓や血管の病気を発症する確率が42%も高いそうです。

乳がん、肺がん、大腸がん、血液がんで顕著

米国のジョンズ・ホプキンス大学のグループが、がんサバイバー3250人を含む1万4214人を対象に調査を行った結果、がんサバイバーは心臓や血管の病気になる確率が、がん既往症のない方と比較して、42%も高いことがわかりました。特に心不全で52%も高く、脳卒中で22%、冠状動脈系の疾患では差がありませんでした。また、乳がん、肺がん、大腸がん、血液がんのサバイバーでこの傾向は顕著な一方、前立腺がんにおいては差が見られませんでした。背景として抗がん剤など一部の治療が心臓に悪影響を及ぼすことが推測されています。

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