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2022-04-14

粒子線治療が膵臓がん、大腸がんなどに適用拡大


重粒子線や陽子線は、従来のX線による放射線治療よりも、患部を集中的に叩くことが出来ます。

先進医療だと費用は約300万円

従来のX線などを使用する放射線治療に比べて、重粒子線や陽子線による治療は、患部に集中して、高い出力で照射出来るため、正常な部位への副作用を軽減しつつ、治療を効率化出来るという長所があります。2022年4月、この粒子線治療が、膵臓がん、手術後に局所再発した大腸癌がん、肝細胞がん、肝内胆管がん、子宮頸部腺がんに対して適用拡大となりました。いずれも切除不能に限り、子宮頸部腺がんは重粒子線のみとなります。これまでは重粒子線で3種類、陽子線で4種類のがんが適用となっており、それ以外は先進医療として行われ、患者は約300万円の費用を自己負担していました。

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