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2021-07-12

大腸がんを唾液から1分で検出する技術が開発


手軽なきっかけがあればなかなか受診率の上がらないがん検診を受ける方は増えていくのではないでしょうか。

大腸がんを8割以上の精度で検出

慶應義塾大学のグループは、唾液に含まれる低分子がんマーカーを、高速で測定する技術を開発し、40分で40検体、即ち1検体を1分で測定することに成功しました。大腸がんに関しては患者とそうでない方を8割以上の高精度で区別出来ており、臨床への応用が待たれています。従来の方法では1検体10分以上の時間が必要でした。大腸がんは比較的進行が緩やかですが、早期発見が重要なのは、どのがんにおいても同様です。唾液採取という手軽な手段で高精度の検査が出来るのであれば、なかなか上がらないがん検診の受診率を上げる一助になりそうです。

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