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2019-11-18

がん患者は体温を下げない生活を

寒くなって体温が下がると、免疫が低下してしまいます。

自己流の糖質制限は避けたほうがいい
季節が秋から冬に向かい、気温が徐々に下がってきます。がん患者にとって体が冷えるのは、免疫が低下するので避けたいところ。そのために心がけたいことが幾つかあります。まずはバランスのとれた食生活です。このところ、ダイエットや健康法として糖質制限がブームです。がん治療においてもがん細胞の主な栄養源が糖質であることから、これを制限することを推奨している方がいます。中には医師などの権威のある方が指導しているケースがありますが、自己流で行うのは禁物。熱に変わり易い糖質を制限すると、どうしても体温が下がってしまうのです。また、がん細胞は糖質が不足した場合には、ほかのところから栄養を摂取するという説もあります。次にゆっくりと湯船に浸かって入浴すること。さらに、適度な運動で筋肉量を保つことも不可欠です。筋肉を動かすことで、体温は上がるからです。がんという手強い病気に立ち向かうには、医療機関での治療だけでなく、こうした日常の心がけも重要です。

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