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2019-09-05

大阪重粒子線センターの稼働が本格化

患者にとって医療機関が通い易いところにあるかどうかは、大きな問題です。

重粒子線治療の施設の多くは郊外
重粒子線による放射線治療は、任意の位置で線量を最大に出来ることから、従来のX線よりもがんを狙って照射出来るという強みがあります。また、出力が大きいため、少ない回数、少ない時間で治療が出来るので、患者への負担も少なくなります。重粒子線を発生させるには、大規模な施設が必要なので、日本にある施設の多くは郊外などに作られています。そんな中、昨年に完成した大阪重粒子線センターは大阪市の中心部、大阪城が目の前という抜群の立地にあります。昨年の10月より患者を受け入れていますが、今年、前立腺がんなどが保険適用になったことを契機に、患者数が増加しています。患者にしてみれば治療に通い易いかどうかは、大きな問題です。好立地の大阪重粒子線センターは今後も多くの患者に利用されることでしょう。

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