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2020-05-12

通院は感染リスクを上げる

医療機関は感染を引き起こし易い場所です。

今、必要な治療かどうかの判断
新型コロナウイルスの感染は暫く収まりそうにありません。感染を防ぐ鍵となるのは免疫ですが、ただでさえ免疫が低下しており、抗がん剤などで免疫がさらに低下し易いがん患者は、不安を感じることがあるでしょう。がん治療は計画通りに行うことが基本です。手術や放射線で消えたように見えるがんでも、細胞の単位で散らばっています。こうした見えないがんへの対処を怠ると、そこから再発や転移に繋がりかねません。ただ、医療機関は多くの方が集まる感染を引き起こし易い場所です。例えば経過観察のための通院など、重要な治療を行わないなら見合わせるなどの判断が求められます。がん患者が新型コロナウイルスに感染し易いか、また感染した場合に重症化し易いかどうかについては諸説あります。しかし、健常者よりも免疫が低下しているのは事実でなのですから、まずは感染リスクを下げる行動をとることが肝要です。

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