7月28日は世界肝炎デー。肝炎撲滅に向けて様々な啓発が行われます。肝臓がんの約9割は、B型・C型肝炎ウイルスに感染し、慢性肝炎から肝硬変に移行するうちに、がん細胞が発生した結果です。
一般的な健康診断では肝炎ウイルスの検査は行わない
肝臓がんは、生存率が低い厄介ながんで、まずは原因の約9割といわれるB型・C型肝炎にならないように対処するべきですが、肝炎は沈黙の臓器といわれるように、これといった自覚症状がないまま、肝炎や肝硬変に進行している場合があります。国内のB型・C型肝炎ウイルスの持続感染者は300万人以上といわれますが、一般的な健康診断ではこれらの検査が行われていないことが問題視されています。家族にB・C型肝炎や肝臓がんの患者がいたり、健康診断で肝機能値の異常を指摘されたり、大きな手術や輸血を受けたりした方は、是非、検査を受けることをお勧めします。
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