治療によってステージが下がることはあり得る

転移したがんはステージ4で、原則、手術は出来ませんが、治療によって転移がなくなれは、手術は可能になります。

ステージが下がるダウンステージ
がんは進行の度合いによって1～4のステージに分類されます。ステージ1であれば上皮に留まったがん、ステージ2であれば原発部位に留まったがん。ここまでが早期がんといわれます。これが進行がんになるとステージ3が周辺のリンパ節などに浸潤・転移したがん、ステージ4が遠隔転移や再発を起こしたがんです。がんの種類によって多少の違いはありますが、概ねこのような分類です。がんが進行すれば、ステージは上がりますが、反対に治療の成果でステージが下がることもあり、これをダウンステージといいます。ステージが変われば、治療方針も変わります。遠隔転移のあるステージ4のがんは一般的には手術出来ません。しかし、抗がん剤や放射線の効果で転移がなくなった場合はステージ3となり、手術も適用になります。

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