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2024-04-08

標準治療前のがん遺伝子パネル検査を保険外併用療養に

保険診療と保険診療外を併用すると、原則として保険診療を含めて、全額が自己負担になります。

混合診療が可能になる保険外併用療養

塩崎彰久厚生労働大臣政務官が、衆議院特別委員会で標準治療前のがん遺伝子パネル検査について「保険外併用療養のさらなる活用を含め医療技術の進歩への迅速な対応のあり方を引き続き検討していく」と述べました。質問した国光文乃議員は、保険適用となっていない標準治療前のがん遺伝子パネル検査に対して、患者の経済的な負担を軽減するため、保険外併用療養を活用することを提案しています。通常は、混合診療は認められないため、ひとつの医療機関での診療の中に保険適用となっていない診療が含まれていると、本来は保険適用となる診療に対しても、全額自己負担となります。但し、保険適用外であっても厚生労働大臣の定める評価療養と選定療養については、保険診療との併用が認められており、保険適用の部分は一部負担金を支払うだけで済み、高学区療養費の制度も適用されます。

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