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2024-03-25

がんは、早期のほうが治療費が高くなる

完治の見込みがあるからこそ、積極的に治療や検査が行われます。

早期がんならまずは手術

国立がん研究センターのデータを見ると、多くのがんで早期のほうが進行した状態よりも治療費が高くなる傾向になることがわかりました。理由としては早期であればまず手術が第一の選択肢となり、完治の見込みがあれば、積極的に治療を行い、その後も再発に備えて、検査なども行うからです。これに対して進行がんでは化学療法が中心になり、入院も少なくなります。余命なども影響した結果、治療自体が短期間になり、治療費が低くなるのでしょう。早期のがんのほうが治療費がかかるというと不安に思われる方が多いかもしれませんが、実際には我が国は皆保険であり、さらに高額療養費の制度によって毎月の医療費の支払には上限があるという恵まれた環境です。完治の見込みのある早期だからこそ、しっかりと治療を受けたいものです。

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