2023-12-14
抗がん剤治療を断念した桑名信義さんが、近況を報告
抗がん剤は、がん細胞だけでなく正常細胞も攻撃し、がん制圧の要である免疫を低下させます。
抗がん剤の一長一短
タレント・ミュージシャンの桑名信義さんは、2020年に大腸がんステージ3btp診断され、翌年に手術を受けました。その後、抗がん剤による治療を続けていましたが、副作用に耐えられず、8クールのうち5クール目で断念しています。以降は免疫を上げる取り組みで寛解、完治を目指していると、先日、SNSを通じて近況を報告しています。一般的な抗がん剤は、がん細胞を選んで攻撃するわけではなく、がん細胞が正常細胞よりも盛んに分裂する性質を利用し、分裂中の細胞を叩きます、従って、分裂中であれば正常な細胞でも巻き添えになり、それがつらい副作用を招くのです。確かに抗がん剤は直接、がん細胞を減らしますが、それによって免疫細胞まで影響を受けます。極論すれば免疫が万全であれば、体内の異物であるがん細胞は、速やかに排除されます。がん制圧の要である免疫を低下させながら、抗がん剤を続けていくのは、確かに一長一短があるわけです。桑野さんは、抗がん剤を止めても、元気で完治を目指しているとコメントしています。
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