抗がん剤が招く疼痛にミロガバリンが有効

末梢神経の障害による疼痛は、抗がん剤の代表的な副作用です。

副作用で治療が続けられなくなる

抗がん剤は、がん細胞だけでなく正常細胞も攻撃することで、様々な副作用を招き、酷くなると治療が継続出来なくなります。そのため、様々な対策が研究されています。オキサリプラチンやタキサン系の抗がん剤では末梢神経に障害が起きることで、疼痛に悩まされることが少なくありません。千葉大学のグループは、こうした患者にミロガバリンを投与することで、優位な改善が見られたと報告しています。