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2024-04-01

多量飲酒者は口腔がんと咽頭がんによる死亡リスクが増大

多量の飲酒を続けていると、口腔内や咽頭に負担がかかり、それらのがんによる死亡リスクは増大していました。

女性ではさらに数字が悪化

大阪国際がんセンターがん対策センターのグループは、口腔がんと咽頭がんの10年全死亡率と飲酒量の関係について調査を行いました。エタノール46g/日超を摂取する多量飲酒者は、非飲酒者と比較して、死亡リスクが1.36倍、女性では2.52倍になることが明らかになっています。これは1975~2010年に診断され、院内がん登録で特定された2,626例の口腔がんと咽頭がん患者を対象に、最長10年間、追跡調査を行った結果です。アルコール摂取量によって非飲酒者、元飲酒者、軽度飲酒者(エタノール23g/日以下)、中程度飲酒者(23~46g/日)、多量飲酒者(46g/日超)の5群に分け評価しています。

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