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2022-01-05

全てのがんの10年相対生存率は60.2%


がんと診断されても、6割以上の方は10年以上生存出来る時代になりました。

がんの10年生存率は改善傾向

国立がん研究センターは、2009年にがんと診断された方の10年相対生存率が60.2%であったことを発表しました。院内がん登録を行なっている281の医療機関で初回治療を行った29万3860例が対象。相対生存率とはがんの場合、がん以外の原因による死亡を補正した数値で、がんと診断されても、どの程度の割合で生存出来るかを示す指標となります。また、あくまでも生存している割合なので進行していたり治療中であったりする場合も含まれます。ともあれ、がんと診断されても、6割以上が10年以上は生存出来て、この数値は改善しています。がんの種類によって差はあるとはいえ、がんは不治の病気ではなくなりつつあります。

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