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2023-11-08

便中のRNAで大腸がんリスクを知る検査は、便潜血による検査と同等の精度

大腸がんは比較的緩やかに進行するため、定期的な検査が望ましいといえます。

治験で精度が確認される

米国のセントルイス・ワシントン大学医学部のグループは、便中のRNAを分析して、大腸がんなどの検査を行うmt-sRNA検査を開発しました。45歳以上の約8,900例を対象に、治験を行った結果、大腸がんと進行性大腸腺腫を高い感度で検出することが出来ました。大腸がんは、比較的進行緩やかで、早期発見で完治の可能性があります。しかし、最も有効といわれる内視鏡による検査はなかなか受診率が改善しないのが現状です。そこで、手軽な検査が求められていました。一般的な手軽な検査といえば便潜血ですが、mt-sRNA検査はそれに匹敵する精度であることも確認されています。

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