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2023-09-29

旭化成と国立がん研究センターがATLL向けのCAR-T開発へ

ATLLはウイルス感染が原因で起こる血液のがんで、劇症化するとこれといった標準治療が存在しません。

国立がん研究センターと旭化成は、ATLL(成人T細胞白血病リンパ腫)の治療を目的に、CAR-Tの開発に共同で着手することになりました。医師主導での治験を行うことが決定しており、2027年の実用化を目指しています。血液がんの中でも予後不良のがんに加え、従来の免疫治療では効果の得られない固形がんを対象に、CAR-Tの早期実用化を目指しています。ATLLはウイルス感染によって起こる血液のがんで、劇症化するとこれといった標準治療がなく、予後が極めて悪いことで知られています。

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