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2023-09-14

抗体薬物複合体「DS-3939」が固形がんを対象に治験開始

乳がんなどに保険適用となったエンハーツに続き、様々な抗体薬物複合体が開発中です。

上皮がんに多く発現するTA-MUC1が標的抗体薬物複合体は、がん細胞に発現する蛋白質に対する抗体を利用し、低分子の抗がん剤などでがんを狙い撃ちにします。既にHER2を標的としたエンハーツが、乳がんなどに保険適用となっていますが、新たな仕組みの新薬として様々な製品が開発されています。第一三共が開発しているDS3939は、多くの上皮がんにおいて過剰に発現しているTA-MUC1を標的とする抗体を利用しています。第一三共は、9月8日、進行性固形がんを対象としたDS3939の第1/2臨床試験において、最初の患者への投与が開始されたことを発表しました。局所進行・転移性・切除不能の固形がん(非小細胞肺がん、乳がん、尿路上皮がん、卵巣がん、胆道がん、膵管腺がんなど)を対象としたグローバル第1/2相臨床試験で、最大耐用量と推奨用量を決定するパート1と、安全性に加えて有効性を評価するパート2が実施されます。

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