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2022-04-25

光免疫療法は、32都道府県、62の医療機関で受診可能に


頭頸部がんは、後遺症を考えて、手術を躊躇しがちです。

「免疫」といっても局所の治療

一昨年に承認された光免疫療法は、近く32の都道府県の62の医療機関で受信可能にあり、より多くの方に提供されるようになりつつあります。光免疫療法は、光(近赤外線)に反応して発熱する色素を、抗体を利用してがん細胞に送り込んだところに、光を照射し、がん細胞を破壊します。「免疫」とはいいながら実際には局所の治療です。現在、保険適用されているのは、手術が出来ず転移のない頭頸部がんのみですが、頭頸部のがんの手術は、場所柄、様々な機能に障害が出たり、容貌に影響したりと、後遺症が問題になります。その意味では光免疫療法が拡大していくことは、大きな意味があることといえるでしょう。

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