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2023-06-22

米国で広く使われている抗がん剤が深刻な供給不足


利益の薄い医薬品には投資が進まないため、サプライチェーンは脆弱になります。

製薬会社が米国向けの生産を中止

シスプラチン、そしてその副作用を軽減したカルボプラチンは、世界中で様々ながんに使用されている抗がん剤です。実は、このふたつの抗がん剤が米国で深刻な供給不足に陥っています。これらの抗がん剤は、長く使用され、後発のジェネリック品が普及していますが、その生産を行ってきたインドの製薬会社が、米国食品医薬品局から問題を指摘され、米国向けの生産を中止し、再開の目処が立っていません。近年、がんの新薬は、薬価が高騰し、製薬会社は大きな収益を上げられるようになった反面、こうしたジェネリック品は利益が少ないため、投資が進まず、サプライチェーンが脆弱になっています。

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