2023-03-28
執刀医が鉗子や内視鏡をひとりで操作出来る国産手術ロボットが承認
従来の手術ロボットは執刀医以外にも人手が必要でした。
より直感的な操作が可能に
国立がん研究センターなどが開発した国産手術ロボット「ANSURサージカルユニット」が承認されました。従来の手術ロボットは、鉗子を助手が、内視鏡をスコピストが操作していましたが、執刀医がひとりで操作出来るようにしたことで、医師の人手を削減出来るだけでなく、より直感的な操作が可能になったことで、適切で細やかな手術が出来るようになります。手術ロボットは人よりも精密な動作を実現し、また患者への侵襲も少ないということで、どんどん普及が進んでいます。普及に伴い手術ロボットを操作出来る医師の不足も問題になっている中、着実に進歩しているといえるでしょう。
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