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2023-03-29

国立がん研究センターは今年から5年、10年純生存率を発表


がん患者の生存率においてはがんによる死亡とそれ以外による死亡を区別する必要があります。

純生存率が国際基準

国立がん研究センターは、がん診療連携拠点病院などで2014~2015年にがんと診断された患者の5年生存率は、全がん実測生存率が60.3%、純生存率が66.2%、2010年にがんと診断された患者の10年生存率はそれぞれ46.1%、53.3%であったと発表しました。全がん実測生存率は、がんとがん以外の死因を区別せずに死亡としてカウントし、純生存率ではがんによる死亡のみをカウントしています。従来は、実測生存率と相対生存率を発表していましたが、今回から実測生存率に替えて国際基準である純生存率を発表しています。

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