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2022-11-01

がんウイルス療法の専門学会が世界ではじめて発足


がん細胞にのみ感染するウイルスによる治療は、これからの治療として期待されています。

腫瘍溶解ウイルスはがんの部位を問わない

ウイルスの遺伝子を改変し、がん細胞のみに感染して破壊する腫瘍溶解ウイルスは、新しいがん治療として期待されています。既にデリタクトが保険適用となっていますが、この治療のさらなす発展を目指すため、世界初の専門学会として日本ウイルス療法学会が発足しました。デリタクトを開発し、同学会の発起人となった藤堂具紀東京大学医科学研究所先端がん治療分野教授は、腫瘍溶解ウイルスは部位を問わず有効であることから、個々のがんについて治験を経て承認を申請する現在の保険適用の仕組みについて、改善の必要を訴えています。

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