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2022-05-23

トウガラシの辛味成分に抗がん作用があることを発見


トウガラシの辛味成分には様々な薬効があります。

ドラッグデリバリーシステムが鍵

トウガラシの強烈な辛味は、カプサイシンという成分のせいです。血管を拡張するため、高血圧を改善し、また血流を活発にすることで、冷えを改善するなどの効果が知られています。そして、米国マーシャル大学の研究では幾つかのがんの進行を抑制する働きが明らかになりました。問題は経口で投与しても吸収が困難で、その刺激のせいで胃痙攣、腹痛、吐き気、下痢、嘔吐などの副作用に見舞われることです。カプサイシンをポンポイントでがんに送り込むドラッグデリバリーシステムを開発することが、カプサイシンの抗がん作用を活かせるかどうかの鍵でしょう。

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