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2021-02-05

米国ではクラウドファンディングによる医療費調達が急増


皆保険制度をとっていない米国では、加入していない方が多く、医療費が高額になる場合、治療を諦めるケースが少なくありません。

我が国の皆保険制度の有難さを再認識

米国の著名なクラウドファンディングサイト「GoFundMe」において健康問題での資金調達をした方の数は、2010年の42名から2018年の11万9373名に急増していたそうです。米国は我が国のように皆保険制度がとられておらず、個人の医療保険に加入していなかったり、治療に医療保険が対応していなかったりすると、非常に高額な医療費がかかり、治療を断念するケースが少なくありません。この間の数字を見てみると、目的目的としてはがん治療が最多で34.9%。1件当たり4万5571ドルを調達していました。我が国の保険診療は、大半の患者が3割負担、金額が大きくなった場合でも、高額療養費制度で上限が設けられています。全く無保険で手術や抗がん剤などの治療を受けて入院すれば、数百万円以上かかるところ、優れた制度によって助けられていることを再認識せざるを得ません。

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