Home › がんと闘う › 【がん医療考現学】がんと周辺の話題を辛口に › がん細胞と正常細胞の違いは? 2018-03-30 がん細胞と正常細胞の違いは? がん細胞も正常細胞も私たちの体内で作られます。では、その違いとは何なのでしょうか。 がん細胞は際限なく増えていく がん細胞と正常細胞の違いをひと言で述べると、がん細胞は際限なく分裂して増えていくことです。体を成長させたり、傷を治したりするために、私たちの体の細胞は分裂・増殖を繰り返しますが、必要に応じてそれを停止させるプログラムが遺伝子に組み込まれています。しかし、活性酸素や加齢など様々な要因で遺伝子の損傷が重なっていく場合があります。こうした細胞も本来はアポトーシスといって自然に死滅するようになっているのですが、それを制御する遺伝子が損傷していると、そのまま分裂・増殖を繰り返すようになります。その結果ががん細胞なのです。 00 関連記事 再生医療の行く先は、第三者からの移植 キイトルーダが食道がんで保険適用に 頭頸部がんの放射線治療で嚥下障害を軽減する取り組み 高所得国でがんで亡くなる方の14%は日本人 虫歯菌はがんの転移を促進する がんを題材にしたミステリー小説がTVドラマに 東芝が重粒子線がん治療装置を韓国に輸出