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2020-07-16

一病が息災に繋がった山本浩二さん


元トップクラスのアスリートでもがんと無縁ではありません。

1年で4回もがんの手術を受ける
ミスター赤ヘルと呼ばれ、走攻守三拍子揃ったプレーで活躍した元プロ野球選手の山本浩二さんは、昨年の4月に膀胱がんの手術を受けて休養していました。新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が遅れたプロ野球は、先月から公式戦がスタート。山本さんはその中継で解説を務め、元気な姿を見せています。実は、膀胱がんと診断された後、肺がんも見つかり、昨年のうちに4度も手術を受けたそうです。幸いいずれも手術の出来るがんで、見事に克服、仕事に復帰しています。70歳を過ぎたとはいえ、かつてはトップクラスのアスリートであり、体力や回復力には恵まれていたでしょう。そして、膀胱がんが見つかったことが、その後のケアに繋がり、その中で肺がんも発見出来たのかもしれません。がんは今や誰にでも可能性のある病気。自分は健康だからと過信していると、手遅れの段階で発見されることはよくあります。ひとつの病気が体を労わるきっかけになれば、結果的に長く元気で暮らせるようになるのです。

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