Home › がんと闘う › 【がん医療考現学】がんと周辺の話題を辛口に › コマツの元会長が新聞広告で末期がんを公表、生前葬も 2017-12-13 コマツの元会長が新聞広告で末期がんを公表、生前葬も 自らの末期がんを新聞広告で公表したコマツ元会長の安崎暁さんが、生前葬で多くの出席者に直接、感謝を伝えました。 「出会った人々に直接有難うといえたことに感謝」 大手建設機械メーカー「コマツ」の元会長・安崎暁さんが、11月20日の新聞広告で自らが末期がんであることを公表し、先日、生前葬に当たる感謝の会を開きました。安崎さんは10月にがんが見つかりましたが、複数の転移があり、手術は出来ないという診断であったため、延命治療は行わず、終活として新聞広告の掲載や生前葬を行いました。安西さんは「湿っぽいのは嫌なので楽しんでもらおう」「出会った人々に直接有難うといえたことに感謝」とコメントしています。終活に対する考えはひとりひとり異なります。ただ、元気なうちにお世話になった方に直接挨拶をするというのは、ひとつの見習うべき形なのかもしれません。 00 関連記事 新薬の承認をスピードアップする様々な制度 がん患者の10年生存率は58.3% 手術はどこまで待てるのか? アルコールの摂取と大腸がんの発症には関連性があった 肺がん、食道がんの5年生存率は、日本がトップ 「がん細胞だけを攻撃する画期的な治療」の殆どは事実誤認 アルコール依存症の治療薬に抗がん作用が