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2017-09-21

進行がんを克服し、復帰を目指すカープ・赤松真人選手

 

プロ野球セントラル・リーグはカープが連覇。ファンの声援に応える選手たちの中には、胃がんで療養中の赤松真人選手の顔もありました。

抗がん剤の副作用はプロ野球選手であっても深刻
9月18日、プロ野球のセントラル・リーグではカープが昨年に続いて連覇を果たしました。優勝を決めたタイガース戦は、本拠地ではない甲子園球場でしたが、敵地に足を運んだ多くのファンに向けて挨拶をする中には、赤松真人選手の姿がありました。赤松選手は昨シーズンのオフに胃がんと診断され、今年3月に手術を受けて、療養を続けていました。赤松選手の胃がんはステージ3まで進行していました。手術は成功したものの、再発や転移予防のための抗がん剤治療の副作用はフィジカルには自信のあるプロ野球選手にとっても深刻でした。体重は10kgも減って、吐き気や下痢に悩まされ、体の感覚もなかなか元に戻らなかったのです。

進行がんから復帰したプロ野球選手はあまり例がない
しかし、赤松選手といえば明るい性格で知られ、チームのムードメーカーでもあります。進行がんからの復帰という試練に前向きに挑んでいます。チームの連覇、そしてファンからの大きな声援は何よりも励みになったのではないでしょうか。来季、赤松選手がグラウンドで躍動する姿を楽しみに待ちたいものです。因みに甲子園球場は赤松選手の古巣であるタイガースの本拠地。在籍当時はタイガースファンから愛された赤松選手ですから、復活を願って、声援を送った中には、タイガースファンも少なからずいたのではないでしょうか。

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