toggle
2017-04-13

子宮頸がんや卵巣がんになっても出産が出来るように


子宮や卵巣は妊娠・出産に欠かせない器官です。こうした部位のがんになっても、将来、出産が出来るよう、手術は進歩しています。

子宮頸がんでも子宮の一部だけを切除
女性ががんになった場合、まずは本人を治すことを考えなければなりませんが、もうひとつ気になるのは、将来の出産に支障が出ないかということです。二十代や三十代の女性がかかりやすい子宮頸がんでは、従来、腫瘍が組織の表面に留まっているか、もしくは内部への浸潤が僅かな場合以外は、子宮を摘出する必要がありました。しかし、近年では将来の出産への可能性を残すため、一定の条件を満たせば、子宮の一部を切除し、膣と繋げる手術が行われるようになりました。四十代前半で将来の出産の意志があり、腫瘍が子宮頸部の最も奥から1cm以上離れており、リンパ節などへの転移がない場合には、上記の手術が可能です。

卵巣がんでも片方の卵巣を温存
また、卵巣がんでは左右ふたつある卵巣のうち、腫瘍が片方にしかなければ、もう一方は温存することが出来ます。また、がんが片方の卵巣から外に浸潤してきた場合でも、もう一方の卵巣や子宮は温存して、将来の可能性を残す手術が研究されています。子宮頸がんや卵巣がんの手術が必要になったら、まずは主治医としっかり話し合うとよいでしょう。がん治療だけでなく妊娠や出産にも対応している医療機関であれば、連携はスムーズになると思います。

Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0
関連記事