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2017-04-03

腎がん手術を乗り越えたゴルファーが国内初優勝

今年から女子プロゴルフの日本ツアーに参戦中のイ・ミニョン選手が、ツアー初優勝を飾りました。彼女は2年前、23歳の若さで腎がんと診断されたがんサバイバーです。

 

手術の1か月後にはコースに復帰、翌年には優勝
女子プロゴルフのヤマハ・レディース葛城ではイ・ミニョン選手が9アンダーで日本ツアー初優勝を飾りました。イ選手は今年からの参戦になりますが、母国である韓国では2010年のデビューから4勝を挙げています。とはいえ、決して順風満帆な選手生活ではありませんでした。2015年の3月、23歳の若さで腎臓がんと診断され、部分切除の手術を受けています。早期発見・早期治療が奏効したとはいえ、手術の1か月後にはコースに復帰し、翌年には優勝も遂げています。

気持ちで負けないための「目標」
「ゴルフを出来ていることに感謝」「(がん患者の)希望になれば嬉しい」とコメントしたイ選手。ゴルファーとして復活するという目標があったからこそ、がんを克服し、今日の活躍があるのでしょう。健康には自信があるはずの一流のアスリートでもがんになります。そして、克服する上では体力は大きな要素ですが、まずは気持ちで負けないことが不可欠。そのための「目標」なのです。がんから復活し、大きな仕事をやってのけたアスリートの共通項といます。

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