ステージ4の乳がん・全身転移から劇的に回復 3
~手術不可能な状態から7か月で快方に~
ステージ4の乳がん・全身転移から劇的に回復 1
ステージ4の乳がん・全身転移から劇的に回復 2
他にどんなケアを試しましたか?
私が効果を実感した中に、抗酸化陶板浴があります。がんを治すには、体を温めることが大事ですし、活性酸素を取り除くこともいいですよね。抗酸化陶板浴は7月から毎日続けています。抗酸化陶板浴の施設に通うこともありますし、ご自宅に抗酸化陶板浴を作られた方のお宅で使わせてもらうこともあります。他にも本当にいろいろな治療や健康法を試しました。とにかく、がんが治った方々がやっていたことは出来る限りやってみたんです。でも、効果を感じなかったり、逆にひどくなったりすることもありました。そうやって自分でひとつひとつ試していって、効果を感じたことだけを続けていったんです。iGS4000、ビワ温灸や抗酸化陶板浴、温熱器でのセルフケアはずっと続けています。健康法も治療も人によって合う合わないがあるので、実際やってみないとわかりませんよね。最近は高濃度ビタミンC点滴をはじめたり、大腸クレンジングをして腸内環境を整えたりしています。また、酸性に偏った体を正すために、レモン汁を入れた重炭酸ナトリウム水を飲んだりもしています。温かいビワ茶もずっと飲み続けていますよ。
医師任せにせず自分の状況を正しく知る
病院での治療で心がけたことはありますか?
一番はじめの診察から情報の開示を求めたんですよ。主人が診察は全て録音してくれました。検査結果などのデータや診察時のカルテ情報は全てもらいました。医師任せにせず自分の状況を正しく知ることが大切だと思ったんです。
検査結果でわかるように、エストロゲンが8、プロゲステロンが6とか、ホルモン受容体が陽性だから、まずはホルモン療法をして、ホルモン剤は耐性がつくから、効かなくなったら抗がん剤にするという方針で、治療がはじまりました。抗がん剤とホルモン療法は同時にはやらないといわれました。今は最初から抗がん剤を勧められなかったことがついていたと思っています。今もホルモン療法としてタモキシフェンを1日1錠飲んで、月に1回生理を止めるリュープリン、骨転移のためのランマークという注射を打っています。自分の免疫を強くして、がんを治すという理論では、ホルモン剤を含む標準治療は、免疫力を下げるから勧められないといわれてはいますが、標準治療を一切受けない選択は正直怖いです。自分なりの西洋・東洋医学の統合医療です。自分が主治医となって、納得して選んだそれほど免疫を下げない標準治療であったら受け入れようと思いました。
病院の反応はいかがですか?
ホルモン療法とランマークの注射以外、標準治療の三大治療(手術・放射線・抗がん剤)は一切受けていませんから、病院側は快方に向かうようなことは想定していなかったのでしょうね。病院での私の治療はいわゆる延命治療で完治を目指す治療ではありませんから。ところが、私はどんどん元気になっていくわけです。先生から骨の痛みについて尋ねられても、全然問題ないですと明るく答えるものだから、先生はおかしいなと思ったのでしょうね。何かやられていますかと聞かれました。ビワ温灸、抗酸化陶板浴とiGS4000のサプリや温熱器でのセルフケアなどと説明したら、PCでカルテに打ち込んでいました。また、私の暗闇から脱して、前向きにがんに向き合う姿を喜んでくださいました。でも、最終的には「薬が効いていますね」と。確かに病院からの薬も効いていると思いますが、例えば標準治療でがん細胞を殺したり、取り除いたり、増殖を止めたりすることが出来たとしても、がんを作り出してしまった原因を同時に取り除かないと、また再発してしまうと思うんです。冷えていたら温める、睡眠不足だったらきちんと眠る、がんが喜ぶ食生活をしていたらそれを正す……。不安、心配、絶望は絶対駄目です。それらのストレスを感じにくい考え方に、自分の心を成長させていくことも大切だと思います。
全体的に半分以下にがんが消え、転移した肺・肝臓も
延命治療と緩和ケアを勧められてから約7か月目の検査結果
通常は3か月に1回程度の検査を行い、治療の効果判定を行うそうですが、私は主治医と話し合って、不必要と思った検査は断りました。逆に詳しく検査をして欲しい時は、きちんと要望をいいました。検査ばかりだと被曝の問題がありますし、毎日の生活の中でいつも腫瘍のことが気になって、心の休まる暇がありません。なので、2回目のPET検査は7か月経った12月6日に受けたんです。当初真っ白に光っていた胸・脇下リンパ節・背骨・骨盤まわりの骨等、全体的に半分以下にがんが消え、転移した肺・肝臓も、腫瘍は見られませんでした。まだ原発の乳がんは残っており、骨にもまだまだ腫瘍はあります。寛解とはいえない段階です。ですが、食事を改めることで、体重も20歳の頃に戻り、体も軽く、調子もよいです。がんで痩せてしまったと勘違いされる方がいらっしゃいますが、そんなことは全然ありません(笑)。毎日おいしく食事をしていますし、がんを告知される前より体調がいいくらいです。
同じがんと闘っている方にメッセージをお願いします。
大学病院での告知を受け、これからの治療は完治を目指しておらず、延命と緩和のためのケアだと伝えられた私は、3人の子供の将来を考え、胸の張り裂けそうな思いを経験しました。そんな絶望と死の恐怖の中、前を向き、必ずよくなると信じることが出来たのは、やはり痛みの軽減と体調の改善を実感出来たからだと思います。4月と5月にあった午前中の体のだるさ、胸の痛み、7月まで強くあった骨転移の痛みを和らげるのに功を奏したのは、食事・生活改善、ビワ温灸と吸い玉、iGS4000、薬石湯、抗酸化陶板浴、温熱器のセルフケアなどだと思っています。8月には新幹線を3時間半と路線バスを1時間乗り継いで、秋田の玉川温泉まで行けるくらい体調がよくなっていました。その状態まで来るのに、たくさんの方とのご縁と支えがありました。本当に、支えてくれた皆さんのお陰です。その恵まれた環境に甘え、感謝し、皆さんのためにもよくなりたいと思いました。9月以降はさらにいろいろなことを調べ、温熱治療を中心に積極的にトライしています。がん患者にとって大切なことは医者に全てを委ねるのではなく、自分の命と自分の選択に責任を持ち、恐怖から脱して、前向きにがんに向き合うことだと思っています。人間は60兆個もの細胞から成り立っているそうです。私のがん化した細胞はその中のほんの一部。心はがんに支配されていません(笑)。人生は解釈次第。がんは全てを正すきっかけだったと思い、支えてくれている方々とご縁に感謝し、毎日明るく過ごしています。このステージ4のがんを寛解させ、がんと闘う方々の希望になれたらと、今出来ることを全力で頑張っています。
今回、A・Mさんのご希望により検査結果など病院や個人が特定出来そうなデータは公表しておりません。寛解の際にはデータの一部をご提供いただけるそうです。がんサイダー.infoではA・Mさんに今後も取材を行い、諦めない気持ちと勇気を皆様にお届けしたいと思います。
お勧めの記事:2か月で手術不可の進行胃がんが縮小した70代女性1
関連記事:日本癌学会で発表された「食べる抗がん剤」とは
関連記事:iGS4000の体験記と東大病院による確定診断書を公開
関連記事:標準治療と併用出来る天然の抗がん物質「iGS4000」
関連記事:「食べる抗がん剤」使用後の腫瘍マーカーを公開
関連記事:抗がん剤の副作用を軽減する天然成分「iGS4000」
関連記事:抗がん剤の副作用が2週間で軽減~iGS4000を服用したステージ4の大腸がん患者~
ステージ4の乳がん・全身転移から劇的に回復 1
ステージ4の乳がん・全身転移から劇的に回復 2
※記事に関するご質問はがんサイダー.info事務局(info@gansider.info)までお問い合わせください。