2020-11-25
がん患者の10年生存率は58.3%
がんは治らない病気ではなくなったかもしれません。
がん治療は年々進歩
国立がん研究センターなどの調査によると2004~2007年にがんと診断された約9万4000人の10年生存率は58.3%でした。2000~2003年では54.2%でしたから治療の進歩などを背景に着実に改善しているといえます。がん別に見ると、前立腺がんは98.8%、乳がんは86.8%と進行が緩やかであったり、早期の発見が可能であったりするがんでは、高い数字になっています。ステージ1に限定すると前立腺がんは100%、乳がんは98%。大腸がんや胃がんでも90%以上です。しかし、進行してステージ3以降になると、数字は急激に悪化します。がんは既に治らない病気とはいえない時代ですが、その秘訣はいかに早期に発見し治療出来るかということでしょう。
関連記事