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2020-10-20

がんと診断された方の約2割が仕事を辞めていた


がんと診断されると、仕事を辞める方は少なくありません。

雇用されていると多くのメリットが
国立がん研究センターが、全国166の医療機関で2016年にがんと診断された19歳以上の約2万人に対して調査を行った結果、有効回答のあった7080人のうち、約2割(19.8%)が診断後に「退職・廃業した」と回答しています。昨今、雇用主に対しては労働者が仕事とがん治療の両立が出来るような配慮が求められていますが、なかなか現実が追い付いていない現状があります。がんになると治療以外にも様々な出費があります。また、雇用されていれば健康保険にも加入出来て、病気で休んでも、傷病手当の制度を利用出来るなどのメリットがあります。治療で迷惑をかけるならと、仕事を辞める方は少なくないようですが、可能な限り仕事は続けるほうが賢明だといえます。

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