2020-09-23
キイトルーダが大腸がんの一次治療から使用可能に
キイトルーダが遺伝子の変異に応じて保険適用の範囲を広げています。
特定の遺伝子変異があれば一次治療から使える
免疫チェックポイント阻害剤「キイトルーダ」が、切除不能な進行・再発の高頻度マイクロサテライト不安定性を有する大腸がんに対して、製造・販売の諸補任申請を行いました。キイトルーダは2017年に悪性黒色腫で保険適用になり、小細胞肺がんなどに適用を拡大させています。注目すべきは一昨年、マイクロサテライト不安定性を有する固形がんに対して、標準治療が困難な場合には、種類を問わず保険適用になったことです。今回の適用拡大はそれをさらに前進させたといえ、特定の遺伝子変異があれば部位を問わず一次治療から使えるようになりました。
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