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2020-09-24

ブライアン・ラウドルップさんが悪性リンパ腫を克服


濾胞性リンパ腫は進行が緩やかで、初期においては自覚症状が少ないので、発見が遅れがちです。

経過観察を怠らないことが重要
元サッカーのデンマーク代表であり、欧州の強豪クラブでも活躍したブライアン・ラウドルップさんが、2010年に発症した悪性リンパ腫(濾胞性リンパ腫)について、寛解が確認されたことを公表しました。濾胞性リンパ腫は、白血球の中のB細胞ががん化し、際限なく増殖していきます。比較的緩やかに進行し、早期においては首などのリンパ節が腫れるくらいで、自覚症状が乏しく、発見が遅れる患者が少なくありません。予後は比較的良好ですが、再発率が高く、経過観察を怠らず、病気と上手につきあっていくことが重要です。ラウドルップさんも10年もの間、この病気と辛抱強く闘った結果、寛解というゴールに至ったのでしょう。

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