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2020-07-17

La’cryma ChristiのKOJさんが患った食道がんの治療


食道がんの手術は、胸部を大きく切開するため、患者にとってはリスクを伴います。

手術と遜色ない化学放射線療法の5年生存率
ヴィジュアル系ロックバンド「 La’cryma Christi 」のギタリストとして活動しているKOJIさんが、食道がんであることを公表しました。まだ転移は見つからず、抗がん剤を投与して、腫瘍が小さくなれば、様子を見て手術をするとのことです。標準治療では手術でがんを取り切ることが可能な場合には、それが第一の選択肢になります。問題は、手術は侵襲が大きく、患者への負担が大きいことです。特に食道がんの手術は胸部を大きく切開します。手術そのものや合併症のリスク、後遺症の可能性を考えなければなりません。近年、放射線や抗がん剤が進化し、食道がんにおいては抗がん剤と放射線を併用する化学放射線療法は、手術と5年生存率において差のないところにまで来ています。

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