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2020-05-01

感染で手術を減らしていたがん研有明病院が、通常の体制に


新型コロナウイルスの感染によって手術を縮小していたがん医療の拠点のひとつが、通常通りの体制に復旧します。

大型連休中も手術を行う
がん患者の受診数が国内で最も多い東京都江東区のがん研有明病院では、4月20日、手術に関わっている看護師が、新型コロナウイルスに感染していることが明らかになり、接触した可能性のある職員110名余りを自宅待機とした影響で、手術数を8割縮小していました。その後、職員や患者に感染を疑われる方は新たに出ておらず、感染した看護師が最後に勤務した日から2週間が経過したこともあり、29日から自宅待機していた職員を復帰させ、手術も通常の体制に戻しました。大型連休中も手術を行うほか、感染によって手術が出来なくなったほかの医療機関の患者にも対応します。我が国のがん医療の拠点のひとつが、通常通りの稼働を再開出来て、まずはひと安心というところです。

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