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2024-10-10

横浜市が65歳以上のがん検診を無料に

職場でがん検診を受診している方は、定年退職後、自分からがん検診を受診しなくなる場合があります。

定年退職以降は、がんが増加する年代

がんは、早期発見が重要ですが、なかなか検診の受診率が上がらないのが現状です。そして、職場等で実施しているがん健診を受けている方は多く、退職後は受診率が下がるという報告もあります。一般的な定年退職は60代半ば以降ですが、その年代からがんの罹患率ば上がっていきます。そこで、横浜市は、従来は70歳以上であったがん検診の無料化を、65歳以上に引き下げることにしました。同年代を境に受診率が下がっていることが背景。無料化を機に、習慣づけてもらうことが狙いです。2022年の国民生活基礎調査では横浜市民で男性の胃がん検診の受診率は、50〜64歳は58%を超えていますが、65〜69歳で52.3%に低下しています。70歳以上は半数以下にまで落ち込み、高年齢でリスクが高まるにつれて、受診率が悪化していたのです。

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