非喫煙者の４２％に肺結節があることが判明

肺に小さな影が見つかったら、まずは肺がんを疑うでしょう。

非喫煙者の肺結節は、殆どが良性

オランダのフローニンゲン大学医療センターのグループによると45 歳以上の非喫煙者（喫煙経験がない方、以前は吸っていたが今は吸っていない方）1 万人以上を調べたところ、42% も方に肺がんと関係があるかもしれない小さな影（肺結節）があることがわかりました。タバコを吸ったことがない方は、肺がんのリスクは低いと考えられています。しかし、この研究では喫煙者とほぼ同じくらいの割合で非喫煙者でも肺結節が見つかるということを示しています。とはいえ、非喫煙者の肺結節からがんが見つかったのは僅か0.3%で、殆どが良性でした。それでも、肺結節が見つかった場合は、医師の診察を受け、必要であれば追加の検査を行う必要があります。何故なら、肺結節は、肺がん以外にも大気汚染や炎症、感染症などによって起こる可能性があり、別の病気の可能性を否定出来ないからです。