食道がんは。再発率が高い

歌手の大橋純子さんは、食道がんが再発し闘病中でした。

治療終了後も経過観察が必要

歌手の大橋純子さんが食道がんで亡くなりました。大橋さんは2018年3月に早期の食道がんと診断されました。翌年3月には治療を終えて、仕事に復帰し、アルバムのリリースやコンサートの開催など精力的に活動していましたが、今年3月に食道がんが再発し、治療に専念していました。食道がんは、手術が可能であれば、まずはそれが選択肢となりますが、胸部を大きく切開する負担の大きな手術となるため、早期であれば内視鏡下での手術も行われるようになりました。また、近年、抗がん剤が進化し、放射線化学療法でも手術と遜色のない生存率であるため、侵襲の大きな手術を避ける場合もあります。但し、再発率が3〜5割と高いがんであり、寛解して治療を終えてからも、経過を慎重に観察するほうが望ましいといえま