2023-07-05
CAR-Tを開発するノイルイミューン・バイオテックが上場
固形がんに対するCAR-Tは、まだ世界のどの国でも承認されていません。
次世代の免疫細胞治療
山口大学と国立がん研究センター発のベンチャーであるノイルイミューン・バイオテックが、6月28日、東京証券取引所グロース市場に新規上場しました。同社は、次世代の免疫細胞治療としてプライムCAR-Tを開発しています。CAR-Tは、患者のT細胞を採取し、遺伝子を改変して、がん細胞への攻撃性を高めた上で培養したものです。血液のがんに対しては既に幾つかの製品が承認されていますが、患者の多い固形がんに関してはまだどの国でも承認されておらず、大きな市場が見込まれています。
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