2022-08-12
早期大腸がんの再発が殆どないESD
ESDは、内視鏡下で早期大腸がんを電気メスで切除します。
5年生存率は93.6%
早期の大腸がんを内視鏡下で電気メスで切除するのがESDです。従来の早期大腸がんでは開腹手術ではなく内視鏡下でワイヤーで患部を切除していましたが、がんをとりきれず、再発率も10%以上と高いことが問題になっていました。国立がん研究センター中央病院は、2013年以降に2cm以上の早期大腸がんでESDを行った患者約1400名に対して、追跡調査を行ったところ、5年生存率は93.6%、再発したのは8名で0.5%に止まりました。今後、ESDは世界の標準治療となっていくことが期待されています。
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